家庭でできる低価格で簡単クッキング

特別な材料は使わない、家庭でもすぐに作ることのできる簡単な食事やおやつのご紹介です。

前日から肉を仕込んでおけばあっという間に完成する「チンジャオロース風」

 

チンジャオロース風を作ろう(所要時間 肉付け込み30分+約20分)

材料(約4人分)

  • 豚もも(とんかつ用または生姜焼き用) 120g 
  • 冷凍ポテト(シューストリング)    200g   
  • 人参(短冊切り)           100g
  • ピーマン細切り            2個分くらい
  • サラダ油(炒め用)          大さじ1程度

【合わせ調味料】

  • しょうゆ      30g
  • 砂糖        15g
  • 中華だし      5g
  • おろしにんにく   1~2㎝(チューブのものであれば)
  • ごま油       5g程度

 

使用する調理器具(本日の洗い物)

  • まな板&包丁
  • フライパン&ふた
  • 肉を漬け込む用のボウル(チャック付きポリ袋の使用でも可)
  • 炒め野菜を一時的によける用のお皿かボウル

 

使用する調理家電

  • コンロ
  • キッチンスケール(野菜類は目分量でも可)

 

手順

  1. (できることなら前日仕込みがベスト)
    豚肉を細切りにする。

  2. チャック付きポリ袋またはボウルに、合わせ調味料をすべて入れ、1を入れてしっかり揉み込んでから冷蔵庫に入れて保存しておく。
    (時間が無い場合は、30分ほど漬け込んでから使用する。)

  3. (以降は当日作業です。)
    人参・ピーマンをカットしておく。

  4. 熱したフライパンにサラダ油を入れて、人参・ポテト・ピーマンの順で炒めていく。(ポテトは凍ったままでOK)
    ポテトまで入れたら蓋をして軽く蒸し焼きにして、ポテトが柔らかくなったらピーマンを入れてさらに蒸し焼きにすると火が通りやすく、仕上がりもきれいになります。
    ポテトはしなしな仕上がりでOKです。


  5. 4をいったんお皿かボウルによけ、同じフライパンで2の肉をほぐしながら炒める。

  6. 肉に火が通ったら、5でよけておいた野菜をフライパンに戻し、均等になるように混ぜ合わせて出来上がり。
    基本的にはお肉に含まれている調味料の味付けで完成しますが、味が足りない時には、砂糖やしょうゆなどをお好みで加えても良いです。

 

材料にこだわらなくても大丈夫

今回はレシピの紹介上、「チンジャオロースっぽい材料」で掲載しましたが、自宅にある野菜でチャチャっと作るくらいの余裕を持ちましょう(笑)

 

だって、実は今回使用した写真の緑色は実はピーマンでなくニラなのですから…

しかも、分量外の胡麻まで入っちゃっている(笑)

ピーマンが無ければ無いなりに作ればいいし、色味が寂しいと感じれば同じような色の野菜を使う工夫も時には必要です。

 

肉は調味料で漬けることで柔らかく仕上がります

今回使用した「豚もも肉」はパサつきやすく、固くなりがちな部位の肉です。しかし、調味料に漬け込むことで、肉のたんぱく質が分解され、軟らかく仕上げることができます。

特に発酵調味料である、しょうゆ・みそ・ヨーグルト・塩こうじなどが有効です。肉を焼くときには、これらの調味料を用いることが多いので、肉を30分以上漬け込むことができれば、柔らかジューシーに仕上げることが可能となります。

タケノコは使わずじゃがいもで代用

今回は、あえてたけのこは使用せず、多くの人が好きであろう野菜の「じゃがいも」を使用しました。加えて、じゃがいもの下準備の手間も考慮して「冷凍ポテト」を活用したレシピとさせていただきました。

今回使用したポテトは、1㎏380円ほどで売られていた商品です。(物価高騰前までは198円だったのです( ゚Д゚))

忙しい毎日だからこそ、冷凍食品も上手に使って「簡単クッキング」したいですね。

 

さいごに一言 物価高騰が続き、「比較的価格が安定している」と言われていた冷凍野菜もじわじわと上がり続けています。しかし、「冷凍庫で長期保存できる」「使いたい量が使える」「下処理の手間がかからない」など、冷凍野菜ならではのメリットも大きなものとなります。
冷凍野菜を利用することは決して「手抜き」ではありません。「活用」です。上手に無駄なく活用できると良いですね。